地域で献身的な医療活動に取り組む医師を顕彰する第1回「日本医師会 赤ひげ大賞」の表彰式が22日、東京都内で開催される。大賞に選ばれたのは北海道から九州まで各地で活躍する5人の医師たちだ。山あいの無医地区に赴任して無休で診察に当たる医師がいれば、救急医でないのに24時間携帯電話をオンにして患者の元に駆けつける医師もいる。選考会の模様とともに、これらの受賞者の日頃の活動を紹介する。
健康な暮らしを支え、住民に頼りにされている地域医療。超高齢化社会が到来するなか、その重要性はますます増している。全国各地の医療現場で、街づくりに寄り添った活動を行っている医師を顕彰する「日本医師会 赤ひげ大賞」(主催・日本医師会、産経新聞社/後援・フジテレビジョン、BSフジ/特別協賛・ジャパンワクチン)が創設された。賞創設の意義や地域医療への期待について、日本医師会の横倉義武会長とジャパンワクチンの長野明社長に聞いた。