日本各地には、それぞれの地域の住民に寄り添う「かかりつけ医」がいます。治療から出産、看取りまで、長年にわたり人々の健康と暮らしを支え、なくてはならない存在です。小説や映画で知られる「赤ひげ先生」にちなみ、そのような医師たちを顕彰するものとして日本医師会と産経新聞社が創設した「日本医師会 赤ひげ大賞」も今回で13回目を数えました。大賞受賞者5人の医療現場を訪ね、その活動に密着し、地域医療に身を投じ、奮闘する真摯な姿を紹介します。