日本医師会 赤ひげ大賞

小冊子

第11回

主催者挨拶
産経新聞社 代表取締役社長 近藤 哲司

「赤ひげ大賞」、「赤ひげ功労賞」を受賞された皆様、ならびにご家族の皆様、この度のご受賞、誠におめでとうございます。

今年は5名の先生方を「赤ひげ大賞」に、そして15名の先生方を「赤ひげ功労賞」に決定いたしました。いずれの受賞者も、地域住民の健康な生活を支えてこられた方ばかりで、まさに「現代の赤ひげ先生」たちです。

地域住民の「かかりつけ医」として、日々奮闘されている皆様に、心から敬意を表しますとともに、深く感謝申し上げます。

平成24年に創設された「赤ひげ大賞」は、今年で11回目を迎えました。新型コロナウイルスの感染が落ち着いてきたことを踏まえ、今回は表彰式の後に4年ぶりにレセプションを開催する運びとなりましたことを、大変嬉しく思っております。

新型コロナの感染者数は年明けから減少を辿っており、感染症法上の分類を5月8日から、季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行することが決まりました。ただ、劇症化リスクを抱える医療現場、とくに地域医療を抱える方々のご苦労はいかばかりかと存じます。

さて、多くの人が100歳まで生きられる時代を迎え、一人一人の人生設計も、社会の仕組みも大きな変化を求められています。

年齢を重ねてもいかに健康に、毎日を充実させて生きるか。われわれもさまざまな提言を行って参りたいと思いますが、申し上げるまでもなく、国民一人一人の健康を支えるのは、地域に深く根差した医療であり、その医療活動に携わる医師の皆様、地域医療関係者の皆様であります。

その崇高な使命感と行動力に改めて感謝と敬意を表しますとともに、今後とも皆様のご尽力を心よりお願いしたいと思います。

私ども産経新聞社も報道機関として、紙面での提言やイベント開催などを通じ、日本の医療の充実、更には国民の長寿と健康的な生活の一助となるべく、これまで以上に邁進(まいしん)していく所存であります。今後とも、皆様方の一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

結びになりますが、「日本医師会 赤ひげ大賞」開催にあたり、ご協力をいただきました厚生労働省、フジテレビジョン、BSフジ、ご尽力いただきました選考委員を始めとする関係各位の皆様、特別協賛をいただいております太陽生命保険株式会社に御礼を申し上げます。受賞者の方々、誠におめでとうございました。

page top