日本医師会 赤ひげ大賞

小冊子

第13回

選考委員コメント
恩賜財団母子愛育会会長
羽毛田 信吾 委員

地域医療への情熱、地域に寄り添う姿勢について、自分の実感を重視して評価した。地道な努力に頭が下がる思いで、この賞により、若い医師が続いてくれる契機になればと思う。

東京理科大学特任副学長
向井 千秋 委員

長年にわたり地域住民に寄り添うという従来の視点だけでなく、新たな技術を導入して地域住民の健康に寄与する医師など、新たな「現代の赤ひげ」像を示せたのではないか。

俳優
檀 ふみ 委員

どの先生も地域に合った取り組みをしており、評価に迷った。個人的には地域を巻き込んだ取り組みをしているかに着目した。推薦される方の平均年齢も下がっており、若い先生に地方でさらに活躍してほしい。

早稲田大学特命教授
ロバート キャンベル 委員

今回の受賞者は、一医師だけでなく、役場やITの専門家らと組んで成果を上げた先生など、限られた医療資源の中、他の地域のモデルになるような新たな形を示してくれた。

厚生労働省医政局長
森光 敬子 委員

選考は困難を極めたが、先生方一人一人の献身的な取り組みが地域医療を支えているのだと改めて感じた。90代の受賞者もおり、医療行政に携わる者として身の引き締まる思いだ。

和歌山県立医科大学・琉球大学/令和6年度
医学生

・地域と連携しシステムを構築する先生たちの姿に触れ、医師の仕事は医療だけでないと知った。そういった志をつないでいける医師になりたい。(和歌山県立医科大学)

・選考を通じ、地域医療に何が求められているかや、地域への向き合い方を知り大変勉強になった。今後目指す医師像を探るきっかけになった。(琉球大学)

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