日本医師会 赤ひげ大賞

小冊子

第10回

主催者挨拶
日本医師会 会長 中川 俊男

本日ここに、秋篠宮皇嗣同妃両殿下のご臨席を賜り、ご来賓の岸田文雄内閣総理大臣を始めとする多くの皆様のご出席の下、第10回「日本医師会 赤ひげ大賞」の表彰式を遂行させていただきますことは大変名誉なことであり、心から感謝いたしております。

さて、新型コロナウイルス感染症との闘いも3年目となりましたが、感染者数が増加し、医療が逼迫(ひっぱく)する中においても、日本全国の医師はコロナ医療とコロナ以外の通常医療に加えて、ワクチン接種にも携わるなど、地域医療を守るために奮闘いただいています。

この「日本医師会 赤ひげ大賞」は、これらの先生方のように地域医療の現場で長年にわたり地域住民に寄り添い地道に尽力されている先生方の功労を顕彰するため、平成24年に創設したものですが、今回で10年目の節目を迎えることができました。

ご協力いただきました都道府県医師会に感謝いたしますとともに、共催の産経新聞社、ご後援の厚生労働省、フジテレビジョン、BSフジ、特別協賛いただきました太陽生命保険株式会社を始め、本事業の実施にご尽力いただきました方々に、心より御礼申し上げます。

今回は、5名の先生方を「赤ひげ大賞」に、13名の先生方を「赤ひげ功労賞」に決定いたしました。

受賞者の皆様には、改めてお祝い申し上げます。

受賞された先生方はいずれも、各地域において献身的に医療活動に従事され、患者さんの信頼も厚い、まさに「現代の赤ひげ先生」としてご活躍されている方々ばかりであります。

日本医師会は今後も全ての人々が安心して暮らせる、かかりつけ医を中心としたまちづくりの実現のため、地域の医師の方々へのバックアップに全力で取り組んで参ることを改めて申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

受賞者の先生方、本日は誠におめでとうございました。

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