日本医師会 赤ひげ大賞

小冊子

第9回

主催者挨拶
産経新聞社 代表取締役社長 飯塚 浩彦

「赤ひげ大賞」、「赤ひげ功労賞」受賞者の皆様、ならびにご家族の皆様、誠におめでとうございます。

平成24年に創設された「赤ひげ大賞」は、今年で9回目を迎えました。残念ながら、新型コロナウイルス感染症の拡大により、昨年に続き、皆様集まっての表彰式が開催できませんでした。そのような中でも、医療現場の最前線で地域住民の「かかりつけ医」として、日々奮闘されている皆様に感謝申し上げます。

昨年、新たに「赤ひげ功労賞」を設け、18名と今年13名の先生方を「赤ひげ功労賞」に、そして、昨年5名、今年5名の先生方を「赤ひげ大賞」に決定いたしました。いずれの受賞者も、地域住民の健康な生活を支えてこられた方ばかりで、まさに「現代の赤ひげ先生」たちです。

受賞者の中には、最高齢となる99歳の「赤ひげ先生」、第8回受賞者の古江増蔵先生と第9回受賞者の伊藤博先生もいらっしゃいます。先生方は99歳になった今もご活躍中です。「人生100歳時代」が叫ばれる中で、まさに現役で活躍し続けている医師です。

産経新聞社でも、誰もが100歳まで生きることが当たり前になる時代に備えて、4年前に「100歳時代プロジェクト」をスタートさせ、人生設計に関するシンポジウムやフォーラムの開催など、さまざまなプロジェクトに取り組んでおります。

多くの人が100歳まで生きられる時代を迎え、一人ひとりの人生設計も、社会の仕組みも、大きな変化を求められています。年齢を重ねてもいかに健康に、毎日を充実させて生きるか。われわれもさまざまな提言を行って参りたいと思いますが、申し上げるまでもなく、この健康な100歳時代を支えるのは、地域に深く根差した医療であり、その医療活動に携わる医師の皆様、医療関係者の皆様であります。今後とも皆様のご尽力を心よりお願いしたいと思います。

私ども産経新聞社は、報道機関として、日本の医療の充実、さらには国民の長寿と健康的な生活の一助となるべく、これまで以上に邁進していく所存でございます。今後とも、皆様方の一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

結びになりますが、特別協賛をいただいております太陽生命保険株式会社様をはじめ、ご協力、ご尽力いただきました方々に、心より御礼申し上げます。受賞者の方々、誠におめでとうございました。

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