
第14回「赤ひげ大賞」ならびに「赤ひげ功労賞」を受賞された先生方、そして、その献身的な活動を長年にわたりお支えになられたご家族の皆様、誠におめでとうございます。主催者を代表いたしまして、心よりお祝いとお慶びを申し上げます。
平成24年に創設されました本賞は、「地域に密着し、人々の健康を支える医師」に光を当てることを目的とし、今回で14回目を迎えることができました。
昨今のわが国を見渡しますと、昨年、令和7年には「団塊の世代」が75歳以上の後期高齢者となり、一方で、出生数は過去最少を記録するなど、人口構造は大きな転換点を迎えております。こうした困難な時代であるからこそ、地域住民の命と暮らしを守る「かかりつけ医」である先生方の存在は、日本にとってなくてはならないものであり、その重要性は以前にも増して高まっております。
今回、赤ひげ大賞に5名、赤ひげ功労賞に20名の先生方を選出いたしましたが、まさに地域医療の模範となる方々ばかりです。
ご自身が病魔と闘いながらも、子ども達に「いのちの授業」を通じて認知症や在宅医療について説かれる先生。あるいは、東日本大震災を機に被災地へ飛び込み、その後もへき地医療にその身を捧げてこられた先生。皆様の崇高な志と日々の実践に対し、改めて深く敬意を表します。
本賞の大きな特徴として、現役の医学生が選考に関わっている点が挙げられます。今回は京都大学、京都府立医科大学、徳島大学から計9名の学生が選考に参加してくれました。彼らが選考を通じて、先生方の「赤ひげ」としての仕事ぶりや、医師という存在の大きさに触れたことは、何よりの教育であったと確信しております。近い将来、彼らの中から、次の時代を担う「赤ひげ先生」が誕生することを、切に願っております。
私ども産経新聞社も、報道やイベントの開催などを通じ、日本の医療の充実、ひいては国民の健康で豊かな暮らしの一助となるべく、これまで以上に全力を尽くしてまいる所存です。
結びになりますが、本賞の開催にあたり多大なるご協力をいただきました厚生労働省、選考委員の皆様、そして、特別協賛を賜りました太陽生命保険株式会社様に、この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。
受賞者の皆様の今後のご健勝と、地域医療のさらなる発展を祈念いたしまして、私からのあいさつとさせていただきます。本日は、誠におめでとうございました。