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第5回

選考講評
日本医師会 常任理事 道永 麻里

大賞受賞者の皆様、おめでとうございます。

第5回「日本医師会 赤ひげ大賞」の選考経過のご報告並びに講評を述べさせていただきます。
第5回「日本医師会 赤ひげ大賞」の選考につきましては、昨年5月16日、日本医師会より都道府県医師会宛てに推薦依頼文書をお送りし、20の医師会から総勢23名のご推薦をいただきました。

選考に当たりましては、先ほどご紹介のありました9名の選考委員で審査を行い、その結果を基に、10月12日、日本医師会館で選考会を開催させていただきました。

その後、11月30日に、今回の結果を公表し、本日の表彰式を迎えるに至りました。

引き続き、選考の講評を述べさせていただきます。

各都道府県医師会よりご推薦をいただきました23名の先生方はすべて、本賞に値する素晴らしい活動を地域で続けてこられた方々ばかりであり、選考には困難を伴いましたが、その中で特に選考委員の目を引きましたのが、今回受賞されました5名の先生方でありました。

無医村に赴任して長年、地区唯一の医師として住民の健康保持に尽力されている秋田県の下田輝一先生、交通手段の少ない地域において、在宅医療の環境を整備されてきた茨城県の大森英俊先生、多言語を駆使して診療を行い、外国人の患者さんに安心を与えておられる神奈川県の明石恒浩先生、多職種と連携して往診を行い、都会の孤独な患者さんを支えておられる京都府の大森浩二先生、35年にわたり離島・へき地医療の充実と向上に尽力されてきた鹿児島県の瀬戸上健二郎先生は、病気だけではなく、患者さんやそのご家族が暮らしている地域まで診ておられ、まさに医療でまちづくりを実践する現代の赤ひげ先生の心意気に大変感動いたしました。

本賞が、地域医療に従事する先生方の励みとなり、地域医療の充実へとつながることを願っております。

ありがとうございました。