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第5回

皇太子殿下 お言葉

第5回「日本医師会 赤ひげ大賞」の表彰式に皆さんと共に出席できることをうれしく思います。

この赤ひげ大賞は、地域住民に寄り添いながら、病気を治すだけではなく、健康の保持・増進といった日々の暮らしを守る活動を行う、かかりつけ医に光を当て、地域医療の発展を願って設立されたと聞いております。

急速に高齢化が進む中、各地の医療現場では、離島や自然条件の厳しい土地で医師がいなかったり、都市部であっても病院が撤退したり、診療科が偏っているケースもあります。また、国際化が進む中で、経済的事情や言葉の壁により、十分な診察を受けることが困難な外国人も珍しくないと聞いています。

今回の受賞者の方々は、使命感を持ってこのような困難な条件を乗り越え、それぞれの地域にとって無くてはならない存在として活躍されていると伺っており、そのたゆみない努力と取組に心から敬意を表します。

また、本日の表彰式には、日本の医療の未来を背負う医学生の方々も出席されていると伺いました。受賞者の皆さんには、これまでの経験を次に続く若い方たちに是非伝えていただきたいと思います。

「日本医師会 赤ひげ大賞」が、地域住民の診療や健康管理に携わる医師の方々の大きな励みになり、地域医療の更なる発展につながることを期待するとともに、この賞が末永く発展していくことを心から願い、私の挨拶といたします。